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ミトコンドリア病の予防技術って大丈夫?二人の母親が存在する事になる。


Lapomine

25日付英科学誌ネイチャー電子版に発表された内容は、

難病ミトコンドリア病の卵子から染色体を抜き出して、別の卵子に移し替え
病気が遺伝するのを防ぐ方法を開発した。
発表したのは、日本人米オレゴン健康科学大の立花真仁研究員ら。

何か凄い方法が開発されましたね。


まず、ミトコンドリア病とは?どんな病気?なのでしょうか?

ミトコンドリアはひとつひとつの全身の細胞の中にあり、
ミトコンドリアは細胞が生きるためや増殖するために必要な
エネルギーをつくり出す大切なはたらきを持っています。

しかし、そのミトコンドリアの働きが低下すると細胞の活動
も低下し、いろいろな症状になります。

それは低下する場所によって違い脳の神経細胞、心臓の細胞、筋肉の細胞であれば、
物事の理解、見聞き、本来の心臓の働き、運動、疲れ等の障害された症状になります。

このミトコンドリアの働きが低下する原因としては特にミトコンドリアの欠陥遺伝子による
遺伝的要素が高い事がわかっています。
ですから、生まれた子供は、認知症、心臓病、難聴、糖尿病など、苛酷な状況を背負って
生まれてくる可能性があります。

今回の、予防技術は、簡単にいうと、このミトコンドリアの中に原因の遺伝子をもつ場合、
ミトコンドリアの働きを低下させるこの遺伝子をもつ患者さんの卵子から、
核だけを取り出して、正常なミトコンドリアの遺伝子をもつ卵子を使って、
その卵子の核と入れ替えてしまうという技術になります。

ミトコンドリアが正常な卵子に、ミトコンドリアの患者さんの核を入れるわけですから
もし、核にミトコンドリアに関係する遺伝子が入っていたとしてもミトコンドリア病には
ならないという事になるのです。

そういう意味で、生まれた子供は、二人の受精卵、すなわち二人の母親から生まれた
子供という事で、自然界ではありえない事がおこってしまうのです。

倫理的に課題はある技術ですが、ミトコンドリア病である事がわかっている場合,
遺伝による発症を少しでも減らす画期的な方法である事はいうまでもありません。

現在、ミトコンドリア病は、イギリスやフィンランドの統計では、10万人に
10数人という報告があるようです。米国では、誕生する子どもの5000人から
1万人に一人1人の割合で発症すると考えられています。

しかし、機能が低下する場所、発生度合いによって症状が多種多彩なため、
すべて方がミトコンドリア病と診断されているわけではないと考えられて
いるので正確に把握はできていないようです。


詳細内容
ヒトの卵子内のミトコンドリア欠陥DNAを健康な卵子内のミトコンドリア
DNAと交換し、健康な胚にまで成長させることに成功。
実験は移植されたDNAを含む卵子の半数が受精卵になり多くが健康な胚に
まで成長。
2009年にはサルを対象に行っている。サルを対象にした実験は
赤ちゃんザルの誕生まで行っていて、子ザル達は現在3歳で健康であるという。

論文の主執筆者のシュフラート・ミタリポフ博士は「われわれは2,3年後
には臨床試験が始まるとみている」との事
 
ミタリポフ博士のチームは提供者7人から100個以上の卵子を採取し、
サルを対象にした実験結果を大幅に下回る効率で成功し、博士は「50%の
成功率でも、多くが胚にまで成長できる」とし、ミトコンドリア病の因子を
持たない子どもの誕生につなげられるだろうと付け加えた。

この技術の進歩により、今後ミトコンドリア病が克服される日を切に望みます。

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